自分の地域をよくする企て。
こんにちは。一般社団法人をかしや「マロ」こと菊間 彰です。
私は今、高知から大分佐伯に向かう船上の人。
今日明日はキャリア教育で高知と大分の小中学校へ、明後日はガイド養成講座で三原へ向かいます。
さて、昨日の本ブログで、愛媛鬼北町で行われる「コミュニケーション講座」について書きました。
様々なワークを通じて、ビジネスや婚活に必要なコミュニケーション力、特に「聞く力」を身につける講座です。
今日は、その講座がどのように企画されたのかについて少し書きたいと思います。
講座を企画したのは、鬼北町在住のSさん。
Sさんは、をかしやの看板事業「しまなみインタープリター講座」通称「しまプリ」の6期生。
しまなみインタープリター講座は自然体験の企画実施を通じて「企画力」「コミュニケーション力」「伝える力」の三つを身につけていく講座です。
http://gigax.jp/blog/wokasiya/categn1-171/
Sさんは自分の地元 鬼北町を愛しており、しまプリの時もいつも鬼北町名産の「キジ肉」や「柚子胡椒」をお土産に買ってきてくれる優しい男です。
Sさんの仕事は理学療法士。
地元鬼北町で訪問看護ステーションを経営しており、地域のお年寄りが元気に暮らせるよう、自宅を訪問し、リハビリをするという仕事をしています。
しかし、そんな日々の中でSさんは思うようになります。
地域の人口はどんどん減っている。そして高齢化が進んでいる。
このままだとヤバイ!
地域のために何かできないものか?
しまプリに参加したのも、講座で企画力を身につけ、地域で何かを企てられないか、と考えてのこと。
そして企画されたのが今回の講座。自分で企画を立て、町の助成金を申請し実行することとしたのです。
講座に参加するだけでなく、自ら実行してしまうところが素晴らしい。
以下はフェイスブックにつづられたSさんの思いです。
「このまま予測通りに人口減が進むと様々な問題が推測され、既に何かしらの課題に悩みを抱えている方もおられるかも知れません。
ただ、漠然と地域課題があって、何かしないと・・・と個人が思い悩むのではなく、ソーシャル・ビジネスという考え方を持って、話し合いの場を持ち、課題を1つ1つ明確にして、解決する方法を検討する仕組みを作ることが必要ではないか?と考えております。
そのために今回、『ソーシャル・ビジネス・ネットワーク講座』と題して、研修会を開催することを考えました。」
今後地域の人口が減っていくのは確実。
でも一人で思い悩んでいても解決しない。
講座でいろんな講師から様々なノウハウや技術を吸収しつつ、なかまとどんどん繋がっていこう!
そんな趣旨で企画されたのがこの講座。
一人で考えてもなかなか解決しないことはみんなで考えればいい。
全5回のシリーズで、今週末に行われるのは第一回目。
いろんな人に来ていただいて、いろんな人がつながれる場になればいいなと。
そして、企画したSさんの熱い思いも感じてみてください。
講座の内容は、以下の通り。
詳細はフェイスブックページをご参照ください。
みなさんとお会いできるのを楽しみにしております。
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ソーシャルビジネス・ネットワーク講座 @鬼北町
本講座は平成28年度鬼の町まちづくりプロジェクト支援
第1回は一般社団法人をかしやの代表である菊間 彰さんに講師をお願いして、コミュニケーションワークを
定員30名
参加費 1、000円 (当日会場にてお支払いください。)
*本講座は事前申込制です
参加を希望される方はフェイスブックページの申込フォームを利用していただくか
https://www.facebook.com/shiozaki.kihoku/?fref=nf&pnref=story.unseen-section
①氏名(ふりがな)
②所属
③メールアドレス
④電話番号
⑤参加を希望する講座(○月○日の講座希望)
とご明記の上
michita@miracle.ocn.ne.jp
*@を小文字に変更してください。