祝!萩ジオパーク認定!!
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間です。
昨日もお伝えしたとおり、私は今年度「萩ジオガイド養成講座」の講師をさせてもらっています。
維新の志士である高杉晋作や木戸孝允の生誕地がある城下町が有名な、山口県の萩市ですね。
で、かねてより萩では「萩ジオパーク構想」に基づいてジオパーク認定を目指しておりました。
「なんで城下町なのにジオパーク?」
と思う方もいるかもしれません。実はこれがすごく面白くて、萩の周辺は火山活動や溶岩で作られた場所が多いのです。
何を隠そう、萩城下町の屋敷の基礎石は、10キロほど離れた場所にある「笠山」という火山の溶岩なのです。
つまり、火山活動や溶岩がなければ、高杉晋作くんちもできなかったってことですよ!!
・・・いや、そんなことはないんでしょうけど、萩のまちなみや文化、食を語る上で、地質的な要素は無視できないのです。萩市では「維新とマグマの胎動の地」というキャッチフレーズをつけてとても上手に表現しています。
維新だけではなく、例えば萩は魚が美味しいのですが、それは海の底に小さな火山がたくさんあって”瀬”をつくっており、それが潮流を乱すことで好漁場となっているんだって!
萩焼の材料の土も火山由来なんだってさ!
萩ジオパーク推進協議会のサイトではそのへんをとてもわかりやすくまとめてくれてますね。
私も行ってみてびっくりしましたが、萩の周辺には特殊な地形の場所が多く、すごい絶景もありとても刺激的です。
と、このような特徴と活動が認められて、つい先日の9月20、萩ジオパークの
日本ジオパークネットワーク加盟(日本ジオパーク認定)が認められました。
やったー!おめでとうございます。
これでもっともっと面白くなりますね!
わたしも責任持ってガイド研修しなきゃいけませんね。
ガイドさんはそのまちの「顔」ですから。
以上萩ジオパーク認定!のお話でした。