きこり講座、実施しました!
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
今年の四国地方は、5月というのにすでに梅雨入りした模様。
スッキリとしない天気が続いています。
でもこの時期の雨は恵みの雨。
降る時にしっかりと降ってほしいものです。
さて、先日「やまなみインタープリター講座」の第一回が終了しましたので簡単にダイジェストでご報告。この講座は森林作業やざまざまなワークを通じて「山と森に関わるライフスタイル」について学ぶ講座です。
今年のやまプリは、第一回と第三回が一泊二日、2回目のみ日帰りでの実施。
初回から一泊二日なので、たっぷりと体験ができます!
内容は、初日が手鋸による間伐、そして二日目は徹底的にチェンソーを使い倒し、メンテナンスの方法も覚えちゃうというもの。
午前中は、オリエンテーションと森に関する講義。
日本は国土の67パーセントが森林なのですが、材木の80パーセント以上を輸入しているという状況。
ぜそんなことが起こるかというと材木価格が安すぎるから。
なんと、現在の木材価格は50年前より安いのだ!
、、、ってな基礎的な森に関わるアレコレを学びます。
そして昼からは実習。
森へと移動します。
みんな並んで、昔懐かしGメン75みたい。
目指すはこの森。20年数年生ほどのヒノキ林です。
一本橋を通って、森に到着!!!
森についたら、講師から伐倒方法のレクチャー。
フリップを使って分かりやすく解説してくれます。
講師はご存知スーパーサイヤ人のこの方達。
そしていよいよ山に入るわけですが、その前に、山の神様に祈りを捧げます。
お神酒とお供えをきちんとしてから、みんなで仕事の無事を祈ります。
私たちをかしやはこういう精神性こそが大事だと思っていますし、だからこそ技術だけではなく、こう言った儀式を大事にする講師陣を尊敬しているのです。
そしていよいよ間伐開始!!
まずはどの木を切るかを決め、重心をみます。
重心を見定めないと狙った方向に倒せません。
切る方向を決めてから伐倒開始。
切り倒すことができたら、切り株を見てうまく切れたか確認!!
うまく切れたら、思わず笑顔がこぼれます。
そしてそのあとは、枝払いです。
切った木は枝を払わねばなりません。
手鋸での作業はなかなか大変ですが、頑張って切ります!
こんな感じでじゃんじゃん切り倒し、森を綺麗にしていきました。
やってみるとわかるのですが、間伐はとても気持ちの良いもの。
切るとパーっと光が入るようになって、森に風が吹き抜けるようになります。
こうして無事に初日の作業を終えることができました。
すっかり綺麗になった森をみると、気分爽快です。
ほんとはまだまだあるのですが、予想以上に長くなったので、二日目の内容はまた改めて。
あ、第二回の講座は、6月の10日(日)に日帰りでの実施です。
内容はもっと太い木を伐採して、その場で製材機で製材してみます。
なかなか体験できないことなので、興味があればぜひおこしくださいませー!
きっと感動しますよ!!
詳細は以下参照です。
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やまプリ講座 〜やまなみインタープリター講座〜
日時:第一回(一泊二日、もしくは通い二日間)
・・・・平成29年5月12日、13(土・日)10:00~17:00
第二回(日帰り)・・・・6月10日(日)9:15~17:00
※第二回だけ日帰りなので、開始時間が異なります。
第三回(一泊二日、もしくは通い二日間)
・・・7月7日(土)9:30~ 8日(日)17:00
定員:20名
会場:愛媛県今治市玉川町鍋地集落および集会場
テーマ:第一回・・・きこり入門〜間伐体験とチェンソー!〜
第二回・・・木から材木へ 〜製材をしてみよう〜
第三回・・・徹底チェンソー&森を伝える人になる
こんな人にオススメ!:
高校生以上の
・森林や林業に興味のある人
・木を伐採して、その木で何かを作りたい人
・チェーンソーの扱い方、選び方を知りたい人
・チェーンソーの目立て(刃の研ぎ方)の仕方、目立てに超便利!な道具の選び方を知りたい人
・薪ストーブや、薪の扱い方を学びたい人
・多様なひとびととの交流を楽しみたい人 ・・・などなど
参加費:連続参加:12,800円(三回一括料金、一、三回目の食費別途(実費)
単発参加:初回・三回目、6,000円/回(食費実費)、二回め3,000円
※ガク割、あります! 高大学生の参加費は上記料金の半額!!
講師:村瀬 宏之氏、江崎 賢二氏、江崎 美沙氏
申し込み方法:下記申し込みフォームよりお申し込みください。