一般社団法人をかしや

メニュー

めざせプラなし生活!報告その② 〜お話会編〜

こんにちは。一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

さて、12月20日(日)に実施した「めざせプラなし生活!」

今回は報告第二弾!

 

講師服部さんのお話には、「え?こんなところにもプラスチック?」というオドロキや、プラスチックをなくす工夫がたくさん散りばめられていました。

 

以下、ビーチクリーンしまなみさんのブログ記事転載です。

 


めざせプラなし生活!リポート②

なみかた海の交流センターに移動してお話し会です。

お話し頂くのは服部雄一郎さんです。

まず、プラスチックのお話。
この部屋の中で、プラスチック探してみて!

IMG_5988

このプロジェクターも。
天井も、パソコンも。
飲んでる紙コップもプラコーティング。

20191020 ぷらなし生活_191021_0060

日常使っているもので
プラスチックっぽくなくても実はプラというものもたくさん。

レストランのおしぼりや壁紙、リュックサック、
カーテン、靴下、パンツ、紙おむつ
シャンプーやレシートも。
豆腐にもシリコンが!
プラスチックだらけ~

20191020 ぷらなし生活_191021_0053

プラスチックを作るには多くの化学薬品が使われています。
それが外にもれたりもします。

プラは自然に帰らないということだけが問題じゃなく
化学物質の問題もあるんですね。

あと一口にプラスチックといってもいろんな種類があります。
特に気を付けたいのは塩化ビニル(PVC)
消しゴムや下敷き、上ばきなどによく使われているようです。
子どもがいる家庭は素材表示を注意してみてみて!

20191020 ぷらなし生活_191021_0055

プラスチック。

話を聞けば聞くほど
便利で安いと一気に広がったけど
処理のこと、社会的コストや健康の問題まで考えはじめると、
実はものすごく高いもの、ということなんでしょうね。
まだまだ増え続けているプラスチックゴミ。
印象に残った話の中の1つに
国が対策うって3割減を強制するのはムツカシイけど
でも!個人が3割減らすのは簡単。
少し気をつければすぐ3割減らせます。とのこと。
確かに、そうかも。
1人1人が意識するほうがよっぽど早くて確実なんだと思います。

IMG_6003
まずはちょっと意識してみること。

プラなしめざす初心者のみなさん
服部さんに教えてもらった以下の5つ
意識してみることから始めませんか?

●レジ袋はなるべくもらわない
●ペットボトルはなるべく買わない
●ストローやお手拭きは断る
●ネットショッピングの緩衝材を断る
●モノを買う前によく考える

できる範囲で、できることから。
楽しみながら挑戦してみませんか?

最後に参加頂いた皆さん
ありがとうございました。

***************************

文:usami
photo:hideyuki, ayu, haruki and usami

本日のスタッフ♪
IMG_6004IMG_5859

IMG_5861

2019年10月30日

めざせプラなし生活!

こんにちは。一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

夏が終わりすっかり秋になりました。そして台風がやってきて、千葉では大きな被害が出ました。私の友人もそうですが、いまだに復旧できていない地域もあります。

 

そんなみなさんが、一刻も早く元の生活に戻れますように。

 

それにしても、昨年も今年も、毎年どこかで大きな災害が起こっています。気候変動の進み方が予想以上に早いようです。

 

23日にはニューヨークの国連本部で「国連気候行動サミット」が開かれました。

16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、怒りを込めてこう演説しました。

 

あなたたちは、私たちを失望させている。しかし、若い世代はあなたたちの裏切りに気づき始めています。

未来の世代の目は、あなたたちに向けられている。

もしあなたたちが裏切ることを選ぶのであれば、私たちは決して許しません。

私たちはこのまま、あなたたちを見逃すわけにはいかない。」

 

グレタ

 

すごいですね。若くして、気候変動や環境問題にこれ以上ないくらい真剣に向き合っている。

 

 

そもそも私が環境教育を生業にするようになったのも、1992年の「地球サミット」がきっかけです。

今でも伝説のスピーチとして語り継がれるセヴァン鈴木さんのスピーチを聞いて、衝撃を受けました。

 

それから早20数年。私なりに全力で環境には取り組んできましたが、もっともっと真剣にやらなければいけませんね。

 

 

さて、そんな環境に関する取り組みを一つお知らせ。

10月20日(日)に、「めざせプラなし生活!」というタイトルで、プラスチック問題について考えるプログラムを実施します。

 

めざせプラなし生活!

 

最近問題になっている海洋プラスチック問題。

クジラやいるかのお腹から大量に出てくるなど、深刻な事態になっています。

 

でも、実際のところどのくらい大変なのか、どうしたらプラスチックを減らせるのかいまいちわからないことも多いもの。

 

そこでこのプログラムでは、まずビーチクリーンを行い実際にどんなゴミがあるのかを確認し、海を綺麗にする活動をします。

 

その後「プラスチック・フリー生活」の翻訳者、服部 雄一郎さんにお話を伺い「プラなし生活」のヒントを探ります。服部さんは高知にお住まいで、プラスチックを減らして自然に近い豊かな暮らしをしています。

 

プラフリ生活

 

最後にワークショップでみんなで意見を出し合います。

 

この日は服部さんにお話を伺いながら、プラスチックの何がいけないのか?プラスチックを減らすためにどうしたらいいのか?をみんなで考えたいと思います。暮らしに活かせる工夫満載の1日です。

 

「今日からすぐに8割減らせる!」ってすごくないですか?

 

あなたも一緒に、シンプルで豊かな「プラなし生活」を目指してみませんか?

 

 

以下の要領で開催しますので、ぜひぜひお越しくださいませー!!!

 


 

めざせプラなし生活!

日時:令和元年10月20日(日)

場所:今治市 大角海浜後年、波方海の交流センター

対象:小学生以上の親子、一般の大人どなたでも。

講師:服部 雄一郎

定員:40名

参加費:無料

申し込み:平野屋薬局 i nfo@hirano-pharmacy.co.jp    0898−32−0255

ビーチクリーンしまなみ事務局   radaio@baribari789.com 0898−33−0790

 

講師 服部 雄一郎(はっとり ゆういちろう)

服部さん

翻訳家。高知在住。神奈川県の町役場でごみ担当に配属され、ごみ問題や「ゼロ・ウェイスト」に目覚める。アメリカの大学院に留学し、廃棄物政策を専攻。ごみNGOの仕事で南インドに滞在。自然に近い暮らしがしたいと5年前に高知に移住。

カフェ「ロータスグラノーラ」を営む傍ら、翻訳活動もスタート。主な著書に 『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(アノニマ・スタジオ)。最新刊の『プラスチック・フリー生活』 (NHK出版)も話題。

 

※本事業は三浦保愛基金の助成を受けて実施します。

 

 

 

 

2019年09月25日
1 2