北広島にて自然体験活動リーダー養成講座。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、先週末は北広島町の大朝にて研修でした。
私はいろんな仕事をしていますが、今回は本業中の本業といえる自然体験活動のリーダー養成研修です。
広島の盟友、河野ヒロキチ氏の仕事に講師として加わるのです。
「しまプリ」とは逆のパターンですね。
スケジュールは一泊二日×2回。
今回と、6月にそれぞれ一泊二日で実施します。
さて、研修のはじまりは、オリエンテーションと、メンバーがお互いを知り合うことから。
全員で研修内容を確認し、そして緊張をほぐしてから、学びがはじまります。
研修会場は「土居田屋(どいたや)」という築120年を超える古民家。
私は何回も訪れていますが、とても落ち着く、良いところです。
まわりには、とてものどかな田園風景が広がっています。
また、適切な改修が加えられているので、雰囲気を壊さず、かつ快適性も保たれているのが研修施設として素晴らしいのです。

土居田屋

土居田屋周辺の風景
昼食を挟んで、午後から本格的に研修開始。
まず初日は、ロープワークや火おこし等、アウトドアスキルを身につけることを目指します。
ロープワークをいくつか覚え、それを使って実際にタープ(野外活動用の、布でできた屋根)を張ってみます。
タープは購入すると高価ですが、ホームセンターで売っているブルーシート(いろんな色がある)とロープワークを駆使すれば、わずか1000円程度で雨風をしのぐ屋根をつくることができるのです!
そしてこれって、アウトドアだけでなく災害時にもとても役に立つのです。
ということで練習開始。
ロープワーク=ロープの結び方は初めての人にとってはとても難しいもの。
わかりやすくレクチャーし、そのあとは実践あるのみです。
ロープワークは、とにかく繰り返し繰り返しやってみることがキモ。
教わっただけではすぐに忘れてしまいます。
そして幾つかの結びをマスターしたら、いざターピングにトライ!
既製品のタープであればポール=支えの棒も付いてくるのですが、なにせそこはホームセンターシート。
ポールなんであるわけない!
そこで、今回は近くの竹林に行き、竹を切り出すところから始めました。
できるだけ里山の資源を活用しながら、自分たちの力でカタチにしていきます。
そしてしばし奮闘ののち完成!
緑の山と青空に白いタープが映えます。
それから火おこしをし、起こした火でダッチオーブンクッキング!
ですが、私は指導していたため写真はなし。
夜は土居田屋で囲炉裏やたき火を囲み、楽しい宴の時間。
そうして研修初日の夜は更けていくのでした。
研修二日目に続く。
やまプリ講座第一回!
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
昨日は、をかしや新年度初の主催事業「やまなみインタープリター講座」通称やまプリの第一回でした。
講座の様子をレポートしてみようと思います。
メイン会場は、今治市玉川町鍋地集落の集会所。
のどかな地域の小さな集会所を、地域にお願いして使わせてもらっています。
快く使うことができましたが、地域行事以外で使うのは初の試みだそうです。
ありがたいことです。
さて、やまプリ講座をはじめ私たちをかしやの講座には、全国からメンバーが集まります。
今回も、徳島や大阪から来たメンバーがいました。
顔合わせをしてかんたんな挨拶のあと、車座になり講座スタート。
まずはオリエンテーションで講座の趣旨を確認し、講師紹介をします
講師はもちろんこのお三方。
仕事がめちゃくちゃ早いスーパーサイヤ人です。
そしてお互いを知り合う時間。
20代の学生から60代の方まで多様なメンバーがいるので、体を動かしたり話しあったりするワークを行います。
遠方からわざわざこういう講座に参加してくださるメンバーはみな熱意があり、話はとても盛り上がりました。
休憩を取った後は森についての小講義。
日本には森がたくさんあることや(森林率67%)、間伐が遅れていること、材木価格がめちゃくちゃ安くて林業がなかなかなりたたなくなっていることなど、山や森にまつわる基本的なことを学びました。
その後、それぞれが感じたことを共有する時間を設けます。
聞いて聞きっぱなしではなく、それをアウトプットすることが大事なのです。
お昼ご飯を食べて、午後からはいよいよ間伐に出発!
とても良い天気で、田園風景の中を気持ちよく進みます。
現地についたら、講師陣によるレクチャー。
本気を出した講師 村瀬さんは、スーパーサイヤ人オレンジ。
伐採は、まず切り倒す方向に「受け口」をいれ、その後反対側から「追い口」を入れます。
フリップを使い、わかりやすくレクチャー。

さすがスーパーサイヤ人オレンジ!
その後、山に入るための儀式を執り行います。
山には山の神様がいます。
山の神様は女性で、嫉妬深いと言われています。
その神様に、山に入る挨拶と、作業の安全を祈願します。
けんちゃんとみさちゃんがいつもやっている方法で、御神酒をささげ、二礼二拍手一礼をもって、神に祈りを捧げます。
ちゃんと山に関わる人たちは、このように昔からの言い伝えやしきたりをとても大事にします。
けんちゃんの話では、この儀式を怠っていきなり山に入ると、怪我をしたり、なにか作業がうまくいかなかったり、ということが起こるそうです。
やはり、昔からの言い伝えは大事ですね。
この後はいよいよ間伐です。
3グループにわかれ、それぞれに講師がつき、以後各グループごとに進めていきます。
今回の作業内容は手鋸による伐採です。
木を切るときにはまずまわりを見て、どこに倒したい方向を考えます。
そして木を下から見て、木の重心と枝の張り方をみて、伐倒方向を決めます。
そんなプロセスを、実際に講師みさちゃんがレクチャー。
伐倒木と伐倒方向をきめたら、いよいよ切っていきます。
この森は20年生くらいのヒノキ林。
ヒノキは枝が強く、枝を張っているためなかなか倒れないこともしばしば。
そんなときはみんなで力を合わせて引っ張ったり、ロープを使って倒していきます。
倒すことができたら、枝を払っていきます。
けんちゃんにやり方をおしえてもらい、みんなでガシガシ切ります。
このヒノキ林のとなりには竹林があり、とても綺麗に手入れされています。
地主さんに許可をいただき、たけのこ掘りも体験することができました。
たけのこ掘りは、実は竹林を管理する上で大切な作業。
たけのこを掘らないとそのまま竹になり、混み合った竹林となってしまいます。
みんなでせっせと掘りました。
たけのこを初めて掘る人もいて、お土産もできて、皆大満足でした。
このように作業を終えて、集会所に戻り、ひとやすみ。
その後、ふりかえりを行いました。
体験して感じたことをフリップに書き、車座になり、それをみんなで共有していきます。
斜面での間伐作業は大変ではあるのですが、またやりがいもある。
参加者それぞれがいろんなことを感じた1日となりました。
最後に集会所前で記念写真をパチリ。
山の新緑が綺麗です。
ということで第1期第一回の記念すべきやまプリ講座が無事終了しました。
次回は6月4日(日)。
チェーンソーを思い切り使い倒します!
次回はどんなドラマが生まれるのでしょうか?
楽しみです!

